こんにちは、柴山壽子です。
家相コラム第4回目、本日は「家の中心」についてお話していきます。

柴山壽子の家相コラム 2014年5月家の中心にトイレやキッチン、階段はNG昔の家相本には
『段階子(だんばしご)は中央の場所に設くる事を忌むなり』と記載されています。
建物の中央、家の中心に階段をもってきてはいけない、という事です。

また他にも、
『建家の備に随い慮らず、中央に厠を構ゆ。是等の備は宅主病身柔弱をつかさどるなり』
家の中央にトイレなど不浄な場所を作ってはならないと言っています。

家相学において、家の中央、中心は重要な場所。
人間の身体でいえば急所です。
家相では『家の中心が役に立たない家は凶相である』と言われています。
従ってこの位置に(役に立たないわけではありませんが)トイレなどの不浄なもの、お風呂場、キッチンや階段は設けると凶相になるのです。

一般常識的に考えてみても、トイレやお風呂場は湿気を伴う場所でこれらが家の中央にあると換気が悪く湿気や匂いがこもりやすくなります。

なおトイレに関しては、建築基準法施行令第28条に、
「便所には、採光及び換気のため直接外気に接する窓を設けなければならない。
ただし、水洗便所でこれに代わる設備をした場合においては、この限りでない。」

というものがあります。
これは、水洗トイレで窓がなければ、換気扇等をつけなさいという意味です。
マンションやビルなど、やむを得ず外部に接した場所にトイレを設置できない場合は換気扇をつけなければなりません。
皆さんがお住まいのご自宅はいかがでしょうか?

またキッチンは火気を使用し匂いも出やすい場所、できるだけ外部に接している方が快適でしょう。
一戸建ての住宅では換気がしやすく採光が取れる場所にキッチンを設け、キッチン横には勝手口を設置するとゴミ出し等にも便利です。

廊下を少なくするため、また坪数が小さく収まる、動線が短くなるという理由で、中央に階段を設けるケースもありますが、階段は「吹き抜け」と同じ状態になるため前回お話しした「欠け」と同じような現象があらわれてしまいます。
暗い階段になりやすく、構造的にもあまりおすすめできません。

建物中央部分は人の動きを考慮し、利用度が高い部屋を配置すると良いでしょう。