2013年 2月のコラム

施主の方は工事の細かいところまで見ても、それが正しいのか判断はしにくいと思います。
そこで、今回は工事中のチェックについてお話していきます。

ポイント5:工事中のチェックも重要です。

工事請負契約が済むといよいよ工事が進みます。
と、その前に建築確認申請等、工事前に済ましておかなければならない手続きがあります。
その手続きが終わりませんと工事にかかれませんのでご注意ください。

●チェック1:工事中は誰が現場を確認していますか?

2013021.png当然、施工会社の現場監督がチェックするのですが、意外と細かいところまで見ていないことがあります。
忙しい現場監督だと何件も掛け持ちしているため、現場にも来ないで職人任せにしていることが多いです。
施主の方から「金物にビスや釘が不足していますが大丈夫でしょうか?」といったご相談が我々建築士にもあるほどです。

●チェック2:建築士も現場に来ていますか?

確認申請書に「工事監理者」という欄があるのをご存知ですか?
一般的に「設計者」が兼ねることが多いのですが、別の建築士になるケースもあります。
この監理者は簡単に言うと、工事が申請図書と相違なくできているかをチェックして報告する人のことです。
設計・施工で請けている会社ですと、現場監督が兼務することもあります。
現場監督と監理者でダブルチェックできるはずができていなかったりして、見逃すこともありえるのです。

●チェック3:現場チェックの報告は受けていますか?

2013023.png監督なり監理者なり現場チェックした時の報告も受けるようにしてください。
特に施工中の写真はもらうようにしてください。
建築現場は工事が進むに連れ、段々骨組みなどが見えなくなります。
仕上がってしまうと中がどうなっているのかがわかりません。
将来の改装あるいは不具合といった時のために、頼りになるのが施工写真です。
今の時代デジカメで数多く撮影してもメモリ1つあれば何百・何千と記録できます。
工事の工程ごとに保存しておくとよいでしょう。

以上のように、心配事も多く取り上げましたが、
実際に現場に足を運んでいただきますと、わかりづらい工事の部分も、職人さんや監督さんと話をするとわかってくることもあります。

そうすれば、出来上がっていくうれしさ、楽しさも味わえると思います。

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