2012年 2月のコラム
みなさんこんにちは、2月のコラムを担当させて頂きます大垣です。
前回に引き続き、今回も失敗しない家づくりの5ポイントの1つを紹介しましょう。
『ポイント2:家に愛着が持てますか?』
「家は3回建てて、はじめて満足できる」と言われています。
それだけ納得いく家づくりをすることは、大変なことなのです。
資金も時間もあれば、何回でも建てることはできるでしょう。
でもそんなことはそうそうできることではありません。
ではどうしたら良いのでしょうか?
いま一度考えてみてください。
■今まで住んできた家のことを。
■今必要としている家のことを。
■将来の家のすがたを。
家を新築する場合、どうしても「現在のこと」にしか目がいきません。
特に昭和時代後半の家はまさにそうだったと思います。
家族が増えるのをきっかけに家を新築、
その後子供が結婚して同居するということで、家を解体して二世帯住宅を新築・・・
スクラップ・アンド・ビルドです。
その都度何千万円というお金を掛けているのです。
もう少し先のことを考えて、リフォームできる家づくりを考えてみてください。
そうすれば将来、かかる費用も半分もしくはそれ以下でできます。
- 将来の家族構成を考えて、リフォームしやすい家にする。
- 子供世代、孫世代に継ぐための家にする。
- 年老いたら賃貸に出す、もしくは中古で売れるような家とする。
「建てて壊す」を繰り返してきた日本人にとって、これからは大事な考え方の一つになるでしょう。
それから、もう一つ。
家に愛着を持つと長く住み続けられます。
家を建てられた方なら経験があると思いますが、特にこだわってつくった部分や、少しずつ手を入れて住みやすくした部分には愛着がわきます。思考錯誤してつくった家は「なぜこの間取りになったのか」「なぜこうしたのか」が明確で思い入れがあるのです。
これって大事な事だと思いませんか?
その部分って他人が見てもわかるものです。
創意工夫してある家って気持ちいいものですよ。
皆さんも、どこにもない愛情たっぷりの家にしてください。