今月のコラム | 株式会社JIC

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2013年 4月のコラム
『ウィンドウトリートメントについて

2013年 4月のコラム
『ウィンドウトリートメントについて


4月のコラムを担当させていただく柴山です。
今月のコラムは『ウィンドウトリートメント』、インテリア好きの方ならこだわっている方も多いでしょう。
ウィンドウトリートメントとは窓周りを装飾するということです。

カーテンやブラインドはお部屋の印象がガラっと変わるアイテムの1つです。
種類が豊富ですが、何故か一度購入してしまうと絨毯やクッションカバーのように変えない、変えられない部分でもあります。

今回はどんな種類があるのか、またどんなイメージになるのかをご紹介したいと思います。

●ドレープカーテン
最も一般的な厚手のカーテンです。かわいらしいプリント柄からエレガントな刺繍や織物などデザインも豊富です。
また遮光、遮熱など機能面から選ぶ事もできます。

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●レースカーテン
通常はドレープカーテンの内側(窓に最も近い)に使用します。
光が通るカーテンで、ドレープ+レースの組み合わせが一般的です。
美しい刺繍が施されたレースカーテンや、ミラー加工のものなど種類も豊富です。

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●ローマンシェード
カーテンの生地を使用し、上下に開閉するシステムです。
厚手の生地やレースなどカーテンと同じ生地を使用できます。
ローマンシェードはすっきりとした印象があり、下ろせば生地の柄がきれいに見えます。
畳み上げ方、シェードの形状で種類や印象が変わります。
最近はドレープカーテンと同様、一般住宅でもよく見かけます。

■プレーンシェード
横ヒダを作りながら畳み上げる形状で下ろせばフラット、シンプルですっきりとした印象があります。
生地の種類や色、デザインでどのインテリアにも馴染みます。

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■シャープシェード
プレーンシェードと異なる点は生地に均等な間隔で横にラインが入ります。生地の裏に棒が通してあるので、真っ直ぐきちんと畳み上げられていきます。
名前の通り、シャープな印象です。
プレーンシェードは生地の柔らかさが感じられますが、シャープシェードはよりすっきりと、スタイリッシュでモダンなイメージがあります。

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■バルーンシェード
シェードの下端がバルーンのように丸みを帯びており、柔らかい印象があります。従ってエレガント、クラシック、可愛らしい雰囲気を演出できます。
また上部のヒダの取り方や生地で、華やかにもシンプルにもなり印象が変わります。
基本的には下がった状態にしておくので出入りに使用しない窓で楽しみます。

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お部屋の用途やインテリアに合わせて、また季節に合わせてチェンジするのも楽しいですね。
今回ご紹介できなかったカーテンはまた次回に・・・

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2013年 3月のコラム
『パリのインテリア

2013年 3月のコラム
『パリのインテリア

3月のコラム担当はコーディネーターの川村和代です。
パリで年に2回 メゾン・デ・オブジェと言う インテリアの展示会が開催され
今年1月に行って参りました。
今回のコラムはその様子とトレンドのインテリアのご紹介させて頂きます。

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今回5泊しました オペラ座近くのプチホテル、結構お安く小さいながらも壁紙とカーテンベットヘッドのコーディネートが可愛かったです。これならすぐに日本のベットルームサイズにもご提案です。
やっぱりファブリックの使い方がさり気なく良いですね。



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一月のパリはSOLD中家具もすごく安くなっていました!
インテリアショップで見つけたて欲しくなってしまった 椅子です。やさしいピンク色にホワイト塗装のフレームがなんとも素敵で 欲しかった1品です。写真を撮った後すぐに大量買のムッシュがお買い上げとなっていました・・・。



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こちらの写真は 今回目的の メゾン・デ・オブジェ 一枚です。 色使いが日本のコーディネートにはあまり見られないですが、ラグマットや家具の色合いでとても
すてきな空間デザインになっていますね!
かなり上級ですが 手持ちのソファーにクッションの色を変えても 結構雰囲気変わります。

日本でもパリっぽく住む・・・。なんてみなさん結構パリ好きですね!
今回のコラムではご紹介できませんでしたが、また次回として、今年はKAZUデザインもフレンチスタイルのイメージを押し出した 住宅内装デザインを多くご提案させて
頂こうと思っています。ご興味の有る方是非 ご連絡を!素敵な住まいは心と生き方を変えてくれると私は思います。

          KAZUデザイン研究所 川村 









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2013年 2月のコラム
『失敗しない家づくりのポイント~その5~

2013年 2月のコラム
『失敗しない家づくりのポイント~その5~


施主の方は工事の細かいところまで見ても、それが正しいのか判断はしにくいと思います。
そこで、今回は工事中のチェックについてお話していきます。


ポイント5:工事中のチェックも重要です。


工事請負契約が済むといよいよ工事が進みます。
と、その前に建築確認申請等、工事前に済ましておかなければならない手続きがあります。
その手続きが終わりませんと工事にかかれませんのでご注意ください。


●チェック1:工事中は誰が現場を確認していますか?

当然、施工会社の現場監督がチェックするのですが、意外と細かいところまで見ていないことがあります。
忙しい現場監督だと何件も掛け持ちしているため、現場にも来ないで職人任せにしていることが多いです。
施主の方から「金物にビスや釘が不足していますが大丈夫でしょうか?」といったご相談が我々建築士にもあるほどです。


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●チェック2:建築士も現場に来ていますか?

確認申請書に「工事監理者」という欄があるのをご存知ですか?
一般的に「設計者」が兼ねることが多いのですが、別の建築士になるケースもあります。
この監理者は簡単に言うと、工事が申請図書と相違なくできているかをチェックして報告する人のことです。
設計・施工で請けている会社ですと、現場監督が兼務することもあります。
現場監督と監理者でダブルチェックできるはずができていなかったりして、見逃すこともありえるのです。


●チェック3:現場チェックの報告は受けていますか?

監督なり監理者なり現場チェックした時の報告も受けるようにしてください。
特に施工中の写真はもらうようにしてください。
建築現場は工事が進むに連れ、段々骨組みなどが見えなくなります。
仕上がってしまうと中がどうなっているのかがわかりません。
将来の改装あるいは不具合といった時のために、頼りになるのが施工写真です。
今の時代デジカメで数多く撮影してもメモリ1つあれば何百・何千と記録できます。
工事の工程ごとに保存しておくとよいでしょう。


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以上のように、心配事も多く取り上げましたが、
実際に現場に足を運んでいただきますと、わかりづらい工事の部分も、職人さんや監督さんと話をするとわかってくることもあります。

そうすれば、出来上がっていくうれしさ、楽しさも味わえると思います。

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2013年 1月のコラム
『世界の椅子②

2013年 1月のコラム
『世界の椅子②


あけましておめでとうございます。
2013年1月が始まりました。今月担当させていただく柴山です。
今年もJICコラムお楽しみいただければ幸いです。

さて新年初めてのコラムは「世界の椅子 第二弾」です。

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「ボールチェア」
半世紀前にできた椅子とは思えないデザイン、有名なのでご存知の方も多いと思います。
フィンランドのデザイナーの作品です。
『部屋の中のもう1つの部屋』と言われ、雑音を遮断し一人の空間を楽しめます。
コンパクトですが、包み込まれるような感覚にリラックス感が高まります。
自分の部屋がないお父さん、この椅子があれば「自分だけの空間」が作れるでしょう。
2~3畳の納戸を占拠して秘密基地感覚で自分だけの時間を楽しまれてはいかがでしょうか。



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「リキスツール」
こちらも1960年代の作品で、渡辺 力さんというデザイナーさんの作品。
この椅子、実は段ボールでできています。
段ボールであっても堅牢な構造で「ゾウが乗ってもつぶれない」で有名、しっかりとした座り心地です。
またこのフォルムも可愛らしいですよね。

そして何といってもお値段がお手頃なのです。
お子様がいるご家庭であればお絵かきをされても大丈夫、段ボールなので処理も容易ですし、ちょっとしたアクセントにもなります。



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「スーパーレジェーラ」
イタリアの巨匠、ジオ・ポンティの作品です。
「超軽量椅子」として有名で少年が指一本で持っている写真もあります。




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細くしなやかな木製フレームに籐張りの座面、なんといっても美しいフォルム。
シンプルでスマート、軽量という魅力、そして美しさ・・・

普通の椅子なのですが、実際に見るとやはり美しいのです。

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2012年12月のコラム
『ベランダを有効活用! 自分でできるガーデニング

2012年12月のコラム
『ベランダを有効活用!
        自分でできるガーデニング』


みなさんこんにちは、
12月のコラムを担当させて頂きます川村です。



ちょっと春には気が早すぎますが、今回はベランダのスペースでのガーデニング提案です。
冬だからこそ ベランダに少しでも緑があると気持ちが明るくなりますね! 
寒さに強いお花や植木もホームセンターに最近は沢山揃っていますので、業者さんに
頼まなくてもOK。  お日様が出ているお昼はちょっとお茶飲むのも良いのでは・・・。
写真のお野菜は夏のものですが、冬場も春菊とかちょっとしたプランターで楽しむ事が出来ます。

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上記プランは室内リフォームのご依頼がありました 
A邸のお施主様にベランダも少しガーデニングしたいとのご依頼がありご提案させて
頂いたものです。これからの季節はコニファーにクリスマス飾りをしても良いですね!

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2012年11月のコラム
『失敗しない家づくりのポイント~その4~』

2012年11月のコラム
『失敗しない家づくりのポイント~その4~』


みなさんこんにちは、
11月のコラムを担当させて頂きます大垣です。

前回のコラムに引き続き、今回も失敗しない家づくりの5ポイントの1つを紹介しましょう。
今回は工事の請負契約する前のポイントをお伝えします。


ポイント4:契約する前にもう一度確認を


ある程度間取りの話が進むと業者が「契約してください」となります。
もしくは手付・申し込みといった形の契約もあります。

201211e.pngその場合設計製図と工事を一緒しているので、何の作業をしても費用がかかるからと
契約だけしておけば逃げられないと業者は考えるわけです。
契約解除するには違約金が発生するからです。



チェック1:段階ごとに契約を!
もしその業者で設計も工事も任せようと思っても、将来はわかりません。
話を進めていく中で、こんなはずじゃなかったと思っても、後の祭りになってしまいます。
設計なら設計の契約、工事なら工事の契約としておけば、
設計でつまずいてしまっても工事金には影響しません。


チェック2:契約前に全て決まっていますか?
請負契約時には全て決まっていなければなりません。
「あとで決めれば大丈夫です」
「あとで値引きます」
といったことが守られなかったり
追加・変更の費用が異様に高かったりということが往々にしてあります。
少なからず必要な項目は見積りに入っていませんと後々大きく影響します。
もう一度確認してください。


チェック3:過払いにはなっていませんか?
契約時に支払いの条件も明記します。
注意すべきは工事の進捗より前払いが多いと倒産した時ほぼ戻りません。
ひどい会社ですと計画倒産のようにもらうだけもらって倒産してしまいます。
ですので、進捗にあった払い方が望ましいです。
また、業者の中には万が一に備えて保証をかけているところもあります。
そういう会社を選ぶのもひとつです。


といったように契約書・約款も大事ですがそれ以外も注意すべきところはあります。
「知らなかった、信じていたのに」と後で思っても一生の財産は戻って来ません。
慎重になってなりすぎることはありません。
後悔の無いようにしてください。

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2012年10月のコラム
『ウォールステッカーで簡単模様替え』

2012年10月のコラム
『ウォールステッカーで簡単模様替え』


みなさんこんにちは、
10月のコラムを担当させて頂きます柴山です。

お部屋の中でかなり大きな面積を占める『壁』
一般的にはクロス仕上げが多く、無難なカラーで収めているご自宅がほとんどだと思います。
クロスは汚れも落としやすく安価で種類も豊富です。
珪藻土風のクロスや、織物クロス、輸入クロス等々ステキな商品がたくさんあります。
プチリフォームで定期的に張替えをするお宅もありますが、一般的には「張替えした事はない」
という方がほとんどでしょう。
特に賃貸となれば入居した時のまま・・・の方が100%に近いのではないでしょうか。

大きな面積を占める部分をチェンジするだけで、一気にお部屋の雰囲気を変える事が可能です。
特にシンプルなお部屋であればなおさら。
といってもクロスの張替えは素人には無理・・・
そこで、
いつでも簡単にクロスを貼り替えたような雰囲気が楽しめる『ウォールステッカー』
をご紹介したいと思います。
ウォールステッカーとは『壁に張るシール』のようなものです。
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http://www.rakuten.ne.jp/gold/harry/harry_ws/
(※画像はharryさんからいただいたので上記URLを)



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http://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/index.html
(※上記画像は壁紙屋本舗さんから 上記URL)


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殺風景な壁も一気に見違えます。


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ワンポイントあるだけで楽しい空間になりますよね。

また壁だけでなく、扉につけてもステキです。

最近はDIY商品も充実しています。

お休みを利用して是非プチリフォームを楽しんで下さい!

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2012年 9月のコラム
『設計士との家づくり 後半』

2012年 9月のコラム
『設計士との家づくり 後半』


みなさんこんにちは、
9月のコラムを担当させて頂きます光岡です。

施工段階での設計事務所の役割はどのようなものでしょうか。

ご存知の方も多いかもしれませんが、建物の施工に関して施主は直接、工事会社と契約を交わします。
それとは別に、施主と設計事務所は監理契約を結ぶことになります。
(もちろん設計図面作成のみで監理を行わない場合もあります)

それでは『監理』とはどのような仕事でしょうか。
よく言われるのは「設計図面通りに施工会社が工事を行っているかをチェックする」という内容です。
これは間違っていないのですが、実際は「工事の過程において生じる様々な問題を調整する」と言った方がいいかもしれません。

201109.png設計図面は施主の希望する住宅を設計者が代理になって伝える手段ですが、全てが表現されているわけではありません。
工事内容をチェックするとともに、
図面どおりに施工が難しい箇所をどのように変更するのか、
施工会社からの合理化提案を検討したり、施主の変更要望や追加工事を施工会社と協議するとことなどが主な内容です。

実際、図面の状態では判らなかったり気付かなかった問題が工事の過程で現れてくる場合も多いからです。

家を建てるということは、予算・期間・技術・法律などが関り合う相対的な作業です。
時には施主に妥協してもらったり、施工会社に無理を聞いてもらいながら、
施主の代理として施工会社との間に立ち、より良い住宅を作っていくことが、わたしたち設計士の業務の一つ、『監理』という仕事です。

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2012年 8月のコラム
『ファブリックでお手軽模様替え』

2012年 8月のコラム
『ファブリックでお手軽模様替え』


みなさんこんにちは、
8月のコラムを担当させて頂きます川村です。

1180.png6月2日~6月10日まで横浜の山手西洋館フェスタのイベントでエリスマン邸の洋館のカーテンと照明を担当いたしまして カーテン選びからデコレーション前とデコレーション後の写真のご紹介をさせて頂きます。
フラワー&空間デザイナーの浜裕子先生がテーブル フラワーコーディネートをプロデュース
されて、ファブリックデコレーションを
私がコーディネートさせて頂きました。


上記はイベントのパンフレットです。下記の左上は施工前 右上は布サンプルを組み合わせて全体のイメージを考えます。実際の住宅もカーテンやクッション・ファーテーブルクロスをこんな感じで選ぶとトータルなイメージで出来上がります。
下の写真は完成写真です。だいぶイメージ変わりますね!
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大きな工事をしなくても、ファブリックの交換のみで、お部屋のイメージが変わります。
是非チャレンジしてみてください。

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2012年 7月のコラム
『失敗しない家づくりのポイント~その3~』

2012年 7月のコラム
『失敗しない家づくりのポイント~その3~』


みなさんこんにちは、
7月のコラムを担当させて頂きます大垣です。

前回2月のコラムに引き続き、今回も失敗しない家づくりの5ポイントの
1つを紹介しましょう。
今回は施工業者の選び方についてのポイントをお伝えしましょう。


ポイント3:業者選びは慎重に。


施工業者を選ぶのに何を基準に選びますか?
ネームバリュー、価格・・・いろいろありますよね。
これから一生家のことを面倒見てもらうわけですから
価格が安い、有名だからということだけで決めてしまうと
のちのちメンテナンスなどの対応に困ることもあります。
遠距離だとなおさら。対応に時間がかかったりします。
そんな時、地元の工務店だと突然の水漏れや配管故障等があっても
すぐに対応してもらえるからやはり安心できますよね。


チェック1:
修理・故障のなどのメンテナンスにすぐに対応できる業者ですか?
大なり小なり施工業者の社長の考え方で家づくりの方向性は変わります。
自分の一生ものの財産を決めるのに、社長と会って話さない手はないです。
そこで話してちょっと違うなと思えば他に変えるべきです。


チェック2:
施工業者の社長と家づくりについて話したことありますか?
施工業者の現場も見せてもらいましょう。
特に施工中が良いですよ。専門的なところを見なくても良いですから。
道具や材料が散らかっていませんか。雑然としていると事故の元ですしね。
職人さんは元気に応対してくれましたか。
生き生きと職人さんが動いていると家にも気が満ちていきます。
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チェック3:
施工現場の感じは良かったですか?
以上のように、ちょっと視点を変えてみてください。
施工業者の違う面が見えてきます。
家づくりはつくって終わりではなく、そこから先のほうが長いのです。
一生の関係になりますので、慎重に選んでいただきたいです。

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2012年 5月のコラム
『世界の椅子

2012年 5月のコラム
『世界の椅子』


みなさんこんにちは、
5月のコラムを担当させて頂きます柴山です。

5月は、ぽかぽか陽気で気持ちの良い季節です。
お天気の良い日は、窓を開けて心地よい風を感じながら
のんびりまったりも気持ち良いですね。

お休みの日の外出も良いですが、やっぱり我が家が一番!
どれだけ楽しい時間を過ごしても、我が家に帰って来た時の安堵感、
『あー家に帰って来た~』は誰もが感じるのではないでしょうか。

今回は、そんな我が家をさらに素敵な空間に演出してくれるキャストの代表、
『椅子』をご紹介させていただきます。

名作が多くどれからご紹介していけばよいのか迷う所ですが、
まずは私が好きな椅子、「ラダーバックチェア・ヒルハウス」
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実はこの椅子、110年以上前の作品なのです、驚きですよね。
強調された美しい直線、高さ140㎝の存在感、100年の古さを感じさせないデザイン、美しいです。
座るのはもちろんですが、一つのオブジェとして眺めていたい椅子です。
イギリスの建築家の作品ですが、他の作品も素敵です。

次も同じく約90年位前の椅子です。「レッド&ブルーチェア」
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直線の美しさ、色合い、見ていて飽きません。
また古さをまったく感じません。
モンドリアンという画家の絵画を三次元で表現しています。
(水平、垂直、そして三原色(赤・青・黄)のみを用いている作品です)
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同じ方の作品で「ジグザグチェア」
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こちらも有名です。

ネーミングの通り、ジグザグZの形をしています。
とてもシンプルながら、存在感を十分に感じる椅子です。
一見華奢に見えてしっかり支えてくれる、実用的にも優れた椅子です。

いかがですか?

ただ座るだけの椅子ではない椅子、お気に入りの椅子を見つけてみて下さい。
美しいデザイン、椅子それぞれが持つ個性、存在感は空間を豊かにしてくれます。


家づくりの時、リフォームする時、模様替えをする時、
「この椅子にあう家を作りたい」、そんな家づくりも良いですね。

「LDKと子供部屋と、部屋は3部屋欲しくて・・・」のありきたりな家づくりよりも、
もっと楽しく、もっと豊かに家づくりを楽しめるのではないでしょうか。

特に設計士と一緒に家を作る場合は、必要な部屋数など具体的な要望も大事ですが
好みのイメージを伝える事がとても大切ですし、それが抽象的なイメージでも構わないのです。

そこをいかに組みとって形にしていくか、それが設計士の腕の見せ所です。

だから「この椅子を引き立たせる家にして欲しい」の要望も有りなのです。



「世界の椅子」第二弾をお楽しみに

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2012年 4月のコラム
『春のテーブルコーディネート

2012年 4月のコラム
『春のテーブルコーディネート』


みなさんこんにちは、
4月のコラムを担当させて頂きます川村です。

やっと春が・・・そして今年は桜の開花も遅くお花見はこれから、と言う感じですね!

♪やっと春のイメージで今回は、明るい ポップなイメージオレンジをアクセント

カラーにアフタヌーンティーを楽しむテーブルコーディネートしました。



お部屋に模様替えは、なかなかすぐに出来ないと思います。

新しく出来たお友達が遊びに来た時など、テーブルクロスとナプキンだけでも

春らしく明るい色を取り入れるとお部屋のイメージがワンランクアップします。



ハート柄の花器 バラの花とブルースターが2本づつ、少ないお花でもイメージアップです。テーブルにちょっと置くだけで、やさしい気持ちになって癒されます。
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下のバスケットは お花見用“シャンパンやフランスパンを入れて

楽しいひと時に華やかさをプラスしてみては如何でしょうか!
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2012年 3月のコラム
『インテリアグリーンでお部屋に潤いを

2012年 3月のコラム
『インテリアグリーンでお部屋に潤いを』


みなさんこんにちは、
3月のコラムを担当させて頂きます柴山です。

今回はお部屋をぱっと明るくしてくれる『インテリアグリーン』をご紹介します。

インテリアグリーンとは観葉植物の事ですが、飾る場所や植物の種類(葉の形状)で
雰囲気が一気に変わります。
お部屋に飾る絵画や美術品と同様に、空間を演出してくれる装飾品と言えます。

観葉植物には大小様々なサイズがあります。
15cm位の小さな植物から、高さが2m近くある大きな植物もあります。
種類も多種、葉の形状でお部屋の雰囲気も変わります。

出窓やデイニングテーブル、キッチンカウンターなどには小さなサイズがおすすめです。
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お風呂場や洗面脱衣所、お手洗い等は比較的太陽の光が入りにくく、湿気もあるのでシダ類がおすすめです。

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リビングや寝室の場合は、その部屋の大きさやお部屋のテーマによって選ぶと良いでしょう。
シンプルなお部屋にはアクセントとして
大きな葉を持つ植物や、縦長でシャープな印象の植物を。
スタイリッシュで都会の洗練された雰囲気を演出できます。
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また柔らかい印象を演出したい場合は葉が生い茂っている植物をおすすめします。
大鉢で高さがあっても、葉がたくさんついている植物は優しい印象になります。
つる性の植物で寄せ植えをしても、可愛らしく優しい雰囲気になるでしょう。
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また、葉の形状と同じくらい重要なのが『鉢カバー』です。
ラタン(藤)、ウッド、素焼き、陶器等々、鉢カバーで印象が全く異なります。
形や色も様々です。
床や壁、家具などと色を合わせると良いでしょう。
色が統一されているシンプルな部屋であれば、差し色のカバーでアクセントとしても良いでしょう。


ぜひ、お部屋にぴったりな植物を見つけてみて下さい。準備をしましょう。

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2012年 2月のコラム
『失敗しない家づくりの5ポイント~その2~』

2012年 2月のコラム
『失敗しない家づくりの5ポイント~その2~』


みなさんこんにちは、
2月のコラムを担当させて頂きます大垣です。

前回に引き続き、今回も失敗しない家づくりの5ポイントの
1つを紹介しましょう。

『ポイント2:家に愛着が持てますか?』


「家は3回建てて、はじめて満足できる」と言われています。
それだけ納得いく家づくりをすることは、大変なことなのです。

資金も時間もあれば、何回でも建てることはできるでしょう。
でもそんなことはそうそうできることではありません。
ではどうしたら良いのでしょうか?

いま一度考えてみてください。

■今まで住んできた家のことを。
■今必要としている家のことを。
■将来の家のすがたを。


家を新築する場合、どうしても「現在のこと」にしか目がいきません。
特に昭和時代後半の家はまさにそうだったと思います。

家族が増えるのをきっかけに家を新築、
その後子供が結婚して同居するということで、家を解体して二世帯住宅を新築・・・
スクラップ・アンド・ビルドです。
その都度何千万円というお金を掛けているのです。
もう少し先のことを考えて、リフォームできる家づくりを考えてみてください。
そうすれば将来、かかる費用も半分もしくはそれ以下でできます。

・将来の家族構成を考えて、リフォームしやすい家にする。
・子供世代、孫世代に継ぐための家にする。
・年老いたら賃貸に出す、もしくは中古で売れるような家とする。

「建てて壊す」を繰り返してきた日本人にとって、
これからは大事な考え方の一つになるでしょう。

それから、もう一つ。

家に愛着を持つと長く住み続けられます。
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家を建てられた方なら経験があると思いますが、
特にこだわってつくった部分や、少しずつ手を入れて住みやすくした部分には
愛着がわきます。思考錯誤してつくった家は
「なぜこの間取りになったのか」「なぜこうしたのか」が明確で思い入れがあるのです。

これって大事な事だと思いませんか?
その部分って他人が見てもわかるものです。
創意工夫してある家って気持ちいいものですよ。


皆さんも、どこにもない愛情たっぷりの家にしてください。

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2012年 1月のコラム
『設計士との家づくり 前半

2012年 1月のコラム
『設計士との家づくり 前半』


みなさんこんにちは、
1月のコラムを担当させて頂きます光岡です。

皆さんは「家づくりを設計事務所に依頼する」ということにどのようなイメージを持っていますか。

初めて家を建てる方の多くは経験がなく想像ができないかもしれません。
どのようなプロセスを経て住宅は出来上がっていくのでしょうか。
大きく分ければ、設計事務所が「設計」し、工事会社が「施工」するという流れです。

今回はその前半部分「新しい家の設計図をつくる」までのをお話します。
90DD8Cv.jpg(もちろんこれらの手法は住宅の規模によって変わりますし、依頼する設計事務所によっても異なります。)
新しい家を建てるにあたり、施主は必ず何かしらの要望を持っているはずです。
私の経験では、多くの施主は「子供部屋が2つ必要」「大きなリビングが欲しい」


というような形でこちらに要望を伝えてくれます。時には簡単な間取り図を自身で作っている方もいます。

このように要望を伝えていただくことは、設計を始めるにあたっては有効な事だと思います。
しかし、せっかく設計事務所と家づくりをするのですから、これだけでは非常にもったいないと思うのです。

なぜなら、先のような要望は、確かに施主が新しい家に求める要素ではありますが、
これだけでは「新しい家に住まうこと」、すなわち「新しい家でどのような生活をしたいのか」という部分が十分に伝わって来ないからです。

設計事務所と家づくりをする場合には、これまで暮らしてきた家の不満や気に入っているところ、
新しい家でどのような生活をしたいのか、家事の方法や収納の量、家族の趣味や将来の計画などを自分たちの言葉で何でも積極的に話して下さい。

「明るい雰囲気の家にしたい」
「子供が走り回れる家がいい」
「シンプルなデザインを徹底したい」など、漠然とした要望でも構いません。

それらの要望を予算や敷地の置かれた環境に照らして取捨選択し、提案を交えて一つの方向にまとめて行くのが設計事務所の役割です。

一緒に新しい家での暮らしを想像しながら、「新しい家の設計図」をつくっていきましょう。

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2011年12月のコラム
『テーブルアレンジの実例

2011年12月のコラム
『テーブルアレンジの実例』


みなさんこんにちは、
12月のコラムを担当させて頂きます川村です。

今年はみなさんにとって、もちろん私にとっても考え深い一年でありましたね。
今年を振り返り、そして新しい年も迎える・・・
最近では家飲み!などと家族や友人でのパーティーが多くなってきています。
ご紹介の写真はお正月のフラワーアレンジとテーブルコーディネート
(川村がコーディネート、アレンジしました)
1112a.jpg
ご自宅にある和のテイストのお皿やナプキンで年越し、年明けを
ちょっと気取った家飲みコーディネート如何でしょうか。
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2011年11月のコラム
『収納が足りない!の前に根本的なお掃除を

2011年11月のコラム
『収納が足りない!の前に根本的なお掃除を』


みなさんこんにちは、
11月のコラムを担当させて頂きます柴山です。

今年も残り2カ月となりました。1年あっという間ですね。
私は設計士、柴山先生のアシスタントとして現場に行く機会も多く、親族しか見られないような「舞台裏」とでも言いましょうか、「家の中の樹海」をよく見させていただいております。
入ると二度と出られない富士の樹海から、私は、何が入っているのか片付けた人でもわからない、一度片付けてしまうと二度と見つけられないような収納場所を「樹海」と呼んでおります。

「収納場所が足りないんです、もっと増やしたい」とよくお客様から聞きます。

1111a.jpgしかし実際お宅を拝見すると、収納が極端に少ない古いマンションや戸建て以外はある程度の収納面積が確保されている場合がほとんどです。
「何故足りないと思うのか」それは「物が多すぎるから」です。
収納は大きければ良いわけではありません。
無意味に大きくしても物が増える一方だと思います。
「足りなくて困るわ」とおっしゃる前に、まずは自宅の中の「不用品」を見直してみましょう。
年末までまだ時間がありますから、お休みの日を利用して一度に全部ではなく、1週ずつ小分けにお掃除していきましょう。


お掃除、というよりは「整理期間」です。家の中の樹海を徹底的にチェックしましょう。


①主婦のお城、キッチン。

このエリアでは吊り戸棚が樹海化の可能性があります。
吊り戸棚は普段使用しないキッチン用品が入っていると思いますが、何年も使用していない用具はありませんか?お祝いのお返しでいただいたお盆やお皿、お鍋など「後で使おう」としまい込みそのまま数年経過していないでしょうか?
「あ、こんなの持ってたんだ!」なんて事もあり得ます。
使って初めて価値のある物をしまい込んでは何の意味もありません。
また保存食品(缶詰や乾物品など)の賞味期限もきちんと確認して下さい。気が付いたら賞味期限が切れていたという事もあります。
その他、床下収納庫、パントリー、ウォールキャビネットの上部、下部も要チェックです。
また冷蔵庫、冷凍庫もしっかりチェック、整理整頓しましょう。
キッチンは意外と時間がかかります。1日ゆっくり時間をかけて整理してください。

②納戸、押入れ、クローゼット、タンス

この中もこの際、思い切って整理整頓してみましょう。
女性の方は特に衣類で場所を取られていると思います。
「昔購入した今は着ないブランドの服」「着られないけど気に入っている服」「痩せたら着たい服」、これらは全て着られない服(着ない服)なのです。
洋服の整理は「着られる」「着られない」という分け方では、上記のような実は着られない服も「着られる服」に入ってしまうのです、不思議ですね、着られないのに。
上手に「仕分け」をしないと着られない服ばかり持っている事になります。
高かった、安かった、など頭から切り離し、まずは洋服を4種類に分けて見て下さい。

① 恋人(大好きな服でよく着用している服、使用頻度が最も高い服)
② 友人(恋人ほどではないが頼りになる、使用頻度が高い服)
③ 顔見知り(ほとんどお目にかからない服、ほとんど着用しない服)
④ 他人(あ、いたの?程度の服。何年着ていないかわからない服)

このように分けると①、②をよく使用し、③、④はほとんど着ない服だという事がわかります。そして持っている服の量に対して着まわしている服が意外と少ないことに気が付くでしょう。つまり③、④の服がクローゼットをいつもパンパンにしている樹海化の原因だったのです。
基本的に1年以上着ない服はその後も着ないと考えましょう。着る服は必ず1年以内に袖を通しているはずです。
「痩せたら・・・」などと考えていても、きっと痩せたら新しい素敵な服を欲しくなるはず、ここで③、④を思い切って処分しましょう。ただ捨てるというのは勿体ない・・・そこで私は売ったり、サイズが合えばあげたりしています。また自分の服を見直すことによって買い物をする時にも自分のクローゼットがすぐに思い出せます。衝動買い予防にもなるのです。この作業時にもし時間があれば、悩んでいる服を実際着てみることをおすすめします。「昔は似合ったのに」「やっぱりデザインが古い」など目でみる事によって踏ん切りがつきます。

服も持っているだけでは意味がありません。着て初めて価値があるのです。

年末前の整理整頓、毎週1回やれば12月にはスッキリします。
服の整理でご紹介した①~④の仕分け方法は、靴箱や会社の机の中、こども部屋などにも活用できます。

家の中はすべて、住んでいる人の鏡です。
性格から考え方まですべてが写し出されます。
家中の整理整頓で気持ちも頭もスッキリさせて新しい年を迎える準備をしましょう。

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2011年10月のコラム
『失敗しない家づくりの5ポイント

2011年10月のコラム
『失敗しない家づくりの5ポイント』


みなさんこんにちは、
10月のコラムを担当させて頂きます大垣です。

家を建てよう、またはリフォームをしようと思った時、皆さんはどうしますか?
住宅展示場に行きますか?それとも本やwebで探しますか?
何をするにしても、ほとんどの方がはじめての家づくり。
安易に決められませんよね。
ましてや一生ものの財産を使うわけですから。
そこで今回は【失敗しない家づくりのポイント5】から1つを紹介しましょう。

ポイント1:家は買うものではなく、自分でつくるものです。

よくある【失敗事例】をご紹介します。

■ローコスト住宅を契約したが、住むためにはオプションが必要になり他社と変わらない価格になってしまった。
■商品化された住宅を購入したが、隠れて見えない部分に欠陥があった。
■家を購入した後、不具合があり工事中のことを確認しても、「担当者は退社した」「記録がない」と、うやむやにされた。
■有名な建築家に任せたら、とても住みにくい家になってしまった。
■営業マンの「大丈夫です」という言葉を信じていたら、あれよあれよと予算オーバーしてしまい、外構やインテリアに廻す費用がなくなってしまった。

このような事例聞いたことありませんか?本当の話なんです。
「人任せにせず、自分でつくる」という意識を持つことが大事です。
とはいえ、なかなか専門的なことはわかりませんよね。
そんな時は、相談できる相手・アドバイザーを探しましょう。
業者と1対1で話をするのに、相手は専門用語を使ってくる、こちらはチンプンカンプン、なんてことありませんか?
建築士なりアドバイザーがいれば翻訳してくれます。
また、建築士がいれば予算計画・プランニング・将来設計等々も
相談に乗ってくれます。セカンドオピニオンとして相談してもよいですね。
建築士はそういう相談にのることも仕事の一部なのですから。
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せっかく建てるマイホーム、
夢や希望をもって、ああしたい、こうしたいとワクワクしながら考えましょう。
そんな楽しいことを人任せにしては後悔します。
自分の家なのですから、自分で考えて、
専門的なところは専門家に相談しながら、家づくりを進めましょう。

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2011年 9月のコラム
『地盤の話

2011年 9月のコラム
『地盤の話』


みなさんこんにちは、
9月のコラムを担当させて頂きます光岡です。

みなさんは普段の生活で地面(地盤)をどのくらい意識したことがあるでしょうか。
地面は“動かない”ことが当たり前なので、ほとんどの人が、歩いている道路や住んでいる土地がどのぐらいの強さなのか、あまり気にしないでしょう。
一方で大きな地震の際に起きる“地盤の液状化”や“手抜き工事で家が傾いた”といった話題がテレビ番組などで取り上げられ、地盤の問題に触れる機会も増えているかと思います。

このように普段意識していない「地盤」ですが、いざ家を建てようとなると、
いろいろな問題をメディアで目にすることもあり、とても気になる方が多いのではないでしょうか。

ここでは「家」を建てる場合の地盤に絞って話題にします。

「家」には、住む人の身体的な安全や精神的な安心を守る重要な役割があります。

数十年に1度の割合で起こる地震や、あるいは巨大地震でも震源地から離れている場合には、たとえ外壁にヒビが入ったりしても、柱・梁・基礎といった重要な構造体はしっかりと耐え、床が傾くような事態は避けなければなりません。

地震もないのに家が傾くようなことはもっての他です。

しかし、たとえ太い柱や梁を使っていても、たとえ構造的に重要な耐力壁を多く配置していてもそれを支える足元の基礎や「地盤」がしっかりしていないとい意味がありません。

建物の強さは、上に建っている「家」をしっかりした「地盤」が受止めてこそ成立します。
つまり、建物と土地は一体となって初めて本来の機能を持つのです。
これから家を建てようとする土地は、一見して綺麗に造成されていても、
過去に田んぼであったり、窪地を埋めた場所であったりするかもしれません。
すぐ下に軟らかい地盤が隠れている場合もあります。

その場合は、さらに下の方にある頑丈な地層に届く杭を打ったり、
軟らかい土にコンクリートを混ぜて補強するなど、何かしらの対策をとり、
安定した地盤と建物を結び付ける必要があります。

それでは現実的な話しとして、地盤の調査や補強工事について。

地盤の調査費用は、数万円と比較的安価です。
最近の調査には、その場所がどのような種類の土で構成されていて、深さによってどの程度の硬さがあるか、そして補強が必要なのか、必要な場合はどのような方法が適しているか、といった考察が含まれています。
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今のところ一般的な住宅を建てる場合に、地盤の補強が必要かどうかの明確な法的判断基準はありません。
したがって調査結果をもとに建築士や施工会社等と相談し、地盤の補強について決定していきます。

それでは補強が必要な場合、工事金額はどのくらいでしょうか。

もちろん地盤の状況や、採用する工法によって差がありますが、これまで私が係ってきた事例ですと、建坪15坪程度の2階経て木造住宅で60~100万円程度でしょうか。決して安い金額ではありません。それゆえに、さまざまな問題やトラブルが発生します。

法的基準が曖昧なことをいいことに、必要な補強を行わない業者もあるでしょう。
建物の契約後に地盤補強工事を別途要求されることもあるでしょう。
予算が足らず、不安ながらも補強工事を行わないこともあるかもしれません。
大切なのは、当初から地盤補強工事が必要な場合を想定し、予算に組み込むことです。

最後に繰り返しになりますが、永く住み続けられる頑丈な家を造るには、
屋根・柱・梁・基礎などと同じで、地盤は建物を構成する重要な要素として考えてください。

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